心が欲しい

俺は臭い詩を書く。

歯が浮くようなセリフでお涙頂戴。

誠実さを語れば語るほど、言葉で遊んでいる。

無責任なことは言えない、本気さで勝負する。

それでもやめることは出来ない。

言葉で感動する人がいるから。

見た目で判断される社会で。

心の美しさを競う。

心ない言葉で傷つく人がいる。

言葉で傷が癒せるのなら。

言葉の暴力を言葉の愛で包んでしまおう。

心を持つ生き物だから。

心が欲しいと言うんだろう。

素敵な企み

俺には企みがある。

うへへへへ。

この世を笑顔だらけにしてやる。

みんなをほっこり幸せな気持ちにしてやる。

太古の昔から繰り返す、醜い争いを止めてやる。

えへえへえへ。

困っている人を助けてやる。

泣いている人に寄り添ってやる。

悩んでいる人の励みになってやる。

悲しみに暮れる人の癒しになってやる。

いひひひひ。

退屈な毎日に飽きている人も。

辛い日常に嫌気がさしている人も。

素敵なときめきに瞳を輝かせるまで。

性懲りもなく語り続けてやる。

きひひひひ。

そんな苦労なんて何も辛くはないさ。

いつか今日を振り返った時。

駆け抜けた青春に感謝してやる。

見てろよ愚かな政治家ども。

げへげへげへ。

この世界を変えるのは名もなき人々。

この世の危機を乗り越えてやる。

大義名分なんてないさ。

戦争じゃないからさ。

うひゃひゃひゃ。

罪深き現代人の群れを。

清き道へ導いてやる。

待ってろ汚れなき世代の子らよ。

誠実さでは負けんからなあ！

くだらないなんて言えない

全部が素晴らしいよ。

生きている証がなくとも。

くだらないなんて言えないよ。

ときめく胸のままに。

進んで行け。

命が燃え尽きるまで。

燃え尽きたなら。

また出かけよう。

根性が終わらない。

なにくそと頑張った今日も。

すべてに絶望した昨日も。

何もかもが力になる。

だから明日を夢見るんだ。

夢想家とか好き放題言わせておけ。

人間は夢を見る生き物だ。

ときめきという輝きは。

誰の胸にも存在する。

素敵な毎日をありがとう。

はじめまして

自分が幸せならそれでいい、自分の利益を追い求める。

それが地球を覆っている当たり前の利己主義だけれど。

それで本当にいのかな。

みんなで分け合って、分け隔てなく仲良く暮らしてゆけないだろうか。

些細な事で目くじらを立て、問題を起こした者を排除する社会。

優しさは生きているだろうか。思いやりは？

国同士でいがみ合い、領土争いをする。

憎しみが次々生まれ、人間は対処出来ない。

今でも人は悲しみ憎しみを乗り越えられない。

野ざらしの悲しみと憎しみは、暴力を生む。

物質の暴力、肉体の暴力、言葉の暴力、精神の暴力。

あなたがこの世に産まれて来たとき、喜んでくれた人はいましたか。

地球人の意識はいまだ昇華しない。

この世を去る前に、優しさを伝えたい。

優しさは誰もが持っていて、ただうまく伝えられないだけなんだ。

「優しさは強さだと言ってよ」

輪廻の旅の中でまた出会うとき。

「はじめまして」と言おう。

負けてもいいから

自分らしくあるために。

勝たなければいけない理由などないから。

負けたっていいんだよ。

誰かに負けたっていい、自分に負けたっていい。

頑張らなくてもいいと言うからには。

もう後がないなんて思わないで。

生きてさえいれば。

いつか輝きに出会えるから。

あなたにはあなただけの魅力があるよ。

誰にもまねできないその個性は。

この星を廻している理由になる。

だから腐らないで、ふてくされないで。

精一杯を生きれたら。

今という瞬間に癒される。

何でもないことに感激して、感動するあなたは、

この世の天使になる。

心は見えない、見た目の裏に隠れている真実。

肉眼で判断される社会で。

隣りの人に負ける。

それでみんなが助かるのなら。

いくらでも負けよう。

どんなに惨めでも悔しくても。

明日はやって来るのだから。

勝つことだけを教える大人にはならないで。

解放

【解放】

誰かに負ける。

誰かから逃げる。

そんな事は平気、恥ずかしくありません。

自分に負ける。

自分から逃げる。

こんな事は耐えられない、自分が許せない。

いつか何もかもから解放される日。

本来の自分に戻れる日。

本当の自分に出会える日。

いつか笑顔を取り戻せたなら。

幸せに思わず笑ってしまいます。

馬鹿笑い

「ああ～！」

「自分ってくそったれだ！」

「好きな人一人幸せにできやしない！」

「自分が幸せじゃないのに！」

「世界を笑顔にしようだなんて！」

「でもときめいてたまらないんだ！」

「人の心の優しさが好きなんだよお！」

「切なくて甘酸っぱくて胸が張り裂けそうだよう！」

「世の中に文句ばかり垂れてる人も！」

「難しい顔してないで一緒に馬鹿笑いしようよ！」

「みんな馬鹿なら争うことも忘れるよ！」

「あいつ嫌いだとか言ってないで！」

「みんなで手を繋いで！」

「にらめっこし～ましょ！」

「あっぷっぷっ！」

信じる純度

人に信じろと言われて信じるのは。

そんなのは偽物だ。

心から信じたいと思うから信じるのだ。

裏切られるとか、騙されるとか。

憎しみとか妬みとか。

そんなもんは後からついてくるんだ。

悪意を持つ人がこの世にいるのなら。

純粋な人がこの世にいるよ。

どんなに汚されても汚れない透過純度。

笑顔と涙の狭間で。

誰だって子守唄を聴いて眠る天使だったのだから。

信じる想いがピュアであればあるほど。

愛は運命の歯車を廻す。

信じる想いは永遠。

信じる純度。