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統合失調症の口頭伝承

統合失調症の中二病。 イノセンスが好きです。 平和が好きで争いが嫌いなおっさん。 絵や小説や詩を書きます。

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感じる世界

国家に養われる飼い犬の群れ。
はみ出してしまえば飢え死にするだけ。
感じるこころは、多くの傷を作る。
産まれてこなければよかったなんて思わないで。
産まれてきたいから産まれたんだよ。
誰だって、自分の人生に期待に胸を膨らませたんだ。
あなたが産まれたとき、世界は希望でいっぱいだった。
体験する意味。
すべての人生は無駄なんかじゃなく。
ひとつひとつが、大切な経験。
なにもかもが、あなたに勇気づけられるまで。
この問答は続く。
遠回りが、一番の近道だから。
道草をしよう。
鼻歌を歌いながら歩く、帰り道は。
家路を急ぐ人が、誰もが無言で通り過ぎる。
どこまでもまっすぐに、ひたむきに。
あきれるくらいバカ正直に、生きてゆけたら。
計算高く、打算的な人が。
カネを勘定してほくそ笑む。
そんな時代錯誤のアナクロ思考が。
通用しなくなる未来は、風の時代。
向かい風の厳しさと。
追い風の頼もしさに。
こころは今も踊っている。
風を読めないなら、風を巻き起こせばいい。
どれほどの人が、時代の夜明けを夢見ただろう。
大丈夫、勇気がすべてを変えてくれるさ。
メディアなんかの言うことを、うのみにしないで。
自分の考えをもって、流されないで。
あなたが起こす自家発電は。
このイカレポンチな世界を変えてゆく。


A子ちゃん帰還

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頑張るために産まれてきた

惑星は人間を受け入れてくれる。
人間のどんな過ちもいざこざも、丸く包んでくれる。
あなたはこの世界に産まれて来た。
頑張ってと言えば重荷になるのなら。
頑張れなんて言えない。
だけれど忘れないでほしい。
あなたは頑張るために産まれて来た。
なにくそと根性を奮い立たせて、歯を食いしばる。
ひとりきりでは寂しすぎる。
大勢の人に守られてあなたは生きる。
些細な事で目くじらを立てて大人は怒る。
学校で教えられる既成概念、はみだせば異端者。
差別と弾圧と貧困に喘ぐ人を救えないのか。
この不平等条約を破りたい。
受け入れる自由と否定する自由。
世界であなたはただ一人、オリジナルのあなただから。
リアルの世界で仮想世界に染まる現代。
信じられるものは何だろう。
嘘にまみれるメディアの中、有害な情報で溢れるネットの中。
病院は精神病患者に最近、頑張らなくて良いんだよと言ってくれます。
その言葉を聞いた時、重い荷物が肩から崩れ落ちる気がしました。
張りつめていた気持ちが緩んで目頭が熱く。
昔の精神医療は、がんばれがんばれ!と根性を試す治療でした。
その医療方針が現在では、正反対に変わっているではありませんか。
私は時代に取り残された恐竜の気分でした。
でも病気はそれで治療できるとしても、人間は頑張らないと生きてゆけません。
人に理解されたい、認められたい。
そんな願いとは裏腹に人生は残酷。
短かな一生の中で人は何を見つけるのだろうか。
過去に縛られて生きる民族とか、未来に怯えて生きる民族とか。
この世のしがらみに囚われる人は可哀想。
憎しみを正当化する人は、その憎しみが自分に帰ってくる事を知らない。
なぜ人間は皆仲良く生きられないのだろうか。
言語や肌の色の違いとか、思想や価値観の違いとか。
同じ人が地球上で生きている。
「みんな好き勝手に生きているからほっとけ」
それは好き勝手に生きて好き勝手に死んで往くと言う事。
皆で一緒にこの地球上から滅びる事とか考えないのかな。
それは連帯責任。
多くの種を滅ぼしてまで生き続ける人間という種。
人の罪は消える事はない。
惑星は人間を受け入れてくれる。
それには限度があるという事を、人間は知らない。

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ツバサを忘れないで

人の心には翼が生えている
肉体は飛べなくとも 心は大空を自由に飛ぶことが出来る
それが
折れたツバサでも
汚れたツバサでも
もぎ取られたツバサでも
誰もが自分だけのツバサを持っている
がんじがらめの かつての人身売買奴隷たちは
心だけは自由だと 本気で信じていた
膝を抱え 燃え盛る炎を見つめて
熱い心を燃やしていた
マズイと言う理由だけで ゴミ箱に捨てられるハンバーガーのように
大切なことまで捨てられてしまう時代で
大切なことは何か
君が見つけてゆく
だから
翼を忘れないで

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幸福の惑星

誰もが罪を背負い産まれてくる星。
産まれる前に約束した。
二度と同じ過ちは繰り返さないと。
だから記憶を封印されて産まれてくる。
それは平等なペナルティ。
この困難な惑星で。
幸せになるべく産まれてくるすべての命は。
生存競争の中で忘れてしまう。
子守唄を聴いて眠った天使の夜を。
夢見る頃を過ぎて。
寂しさに泣き濡れた夜も。
悔しさだって生きる糧にして。
笑顔を振りまいて生きてゆこう。
世界が進むべき道を見失っている。
こんな時代だからこそ。
星の未来を照らす光になれ。

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色あせない景色

訪れるものと去ってゆくもの。
それを自分で選ぶ事は出来ない。
日々の暮らしが日常を色あせても。
うつむいているあなたの手を握りたい。
とびきりの笑顔のあなたと一緒に笑いたい。
涙を隠すように笑い飛ばすあなたが愛おしい。
こだわりとあきらめが交錯する世の中で。
自分を見失わない生き方はつらい。
それでもこの素晴らしい世界は。
あなたが生きるべきして産まれた世界だから。
出会いと別れを繰り返して人は大人に成る。
過ぎ去って行く景色を見続けて。
時間と呼ばれる観念の中で成長する。
今日と言う一日を悔いの無いように。
青春をかけて守り抜け。
今この瞬間を駆け抜けろ。

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集団意識の定理

集団の中に居ると気が大きくなる現象は、保護色による不特定化。
集団意識とは、一人では怖くて何にも言えず意気消沈してしまうのに対して。
集団の群れの中に居ると、自分が群れの中でカモフラージュされる事によって気が大きくなり、差別発言や暴言が吐ける事の意味。
子供社会や大人社会のイジメもこの下地が活かされて行われる。
「何で自分だけがひどい目にあう?」と言いたがるのは。
群れの中に紛れて生きて居る。大勢の中で平均で居続ける事によって自分がカモフラージュされ、狙われる確率が微量になると思い込む現象。
弱い生き物(草食動物など)は群れをなして行動する事によって一匹が喰われている間にその他の全部が逃げ切る事が出来る。
肉食動物は少数で行動する。いくら狂暴な牙を持っていても高速な追いかけっこになるから、
狩りに失敗して飢え死にする場合が多々ある。
戦争とは集団対集団の殺人合戦。殺しの祭典。
殺した人数の多さで勝敗が決まるのではなく、
生き残った人数の多さで勝敗が決まる。
殺人合戦を戦争と言葉をすり替えて認識させ、人々の罪悪意識をすり替える事に成功している。
これが、戦争が合法になっている歴史の理由。
殺人ショーに勝てば殺戮者(さつりくしゃ)は英雄とあがめられ、負ければ殺戮者は極悪人とののしられる。
学校でイジメが繰り返され被害者の子が自殺すれば問題に成る。反対にオトナの社会でいつもしている社会的集団イジメは誰も止めないし、被害者が自殺しても何の問題にも成らない。
それは、成人した大人は誰であっても一人一人が社会的責任を背負うから。
お説教してくれる大人が居ない事を意味するからだ。
卑怯者が勝利する数の正義「民主主義の正体」
「空気を読む」
と言う超能力は、結託して仲間はずれを作る法則がある。
場の雰囲気を瞬時に読み取る特殊能力は、建前社会の代表。
かつての大日本帝国の上等手段である空気を読む国民性。
自分だけは浮きたくないハズレたくないと考えるカモフラージュ意識。一人では戦えない弱いケモノだと呼べる証拠である。
協調性とは、自分を周囲に合わせる適応能力ではない。
協調性は社会道徳に基づく。
面倒から逃げて馴れ合いで生きる事は、協調性でも何で無い筈だ。
いじめを苦に自殺しても、誰も心は傷まない。
具体例では、
姉歯の奥さんの自殺も、マスコミに叩かれなければ起きなかったし。かつてのお騒がせ「ゴックンしていません」発言で辞めさせられた元国会議員は、自宅で静かに病死したそうだ。
今は安倍晋三首相が異常だと攻撃しても、自分達にも原因はある事すら忘れている始末だ。マスコミがワザと語らない。
マスコミに踊らされて国民全体で個人を袋叩きにする世論は。
完全に狂っていると判定できる。
いつの時代も世論とは偏屈な価値観を持つ。
透明な精神を忘れて大人に成ったからだ。
まともに育っていない大人社会。
いい年した大人が友好と調和を知らないのは、人間が自然へ帰らない罰だ。
暴力や欲望とは何故この世に存在するのだろう。
いや存在するのではなくて人間が実行し続けるから有るのだ。
ではその人間が何故暴力と欲望を止められないのだろう。
理性と暴力は相反するもの。理性と欲望も相反するもの。
自制心の微力な大人が社会と世界を支配するのなら。
まるで使い捨てのように、欲望の虜になり続ける人々は、どこまでも己の罪に気がつかない。
情報は只の最新データに過ぎない。知識も只の知識のままでは個人の為の肥やしには成らない。
知性が求められる人類には叡智がなければ、呪われた絶望の歴史から抜け出すことは出来ない。
そして愛も勇気も学ばなかった人は、自分にはどうする事も出来ないと諦めてしまう。
プライドの高い大人社会のひねくれた常識の不器用な人達は他人を見下し、自分こそが一番だと信じたがる。
一番もどん尻もなく高次元も低次元もなく上流も下流もない。
地球上の大地に立つ人は、頭の上にも足の下にも立たない。
そして地平線は丸く繋がって遠く離れても帰ってくる。

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信じる理由

誰かに信じろと言われて信じるのは偽物だ。
自分の魂が信じずにはいられないから信じるのだ。
そこには友情や裏切りが潜んでいるかもしれない。
戸惑うことなく、躊躇することなく、憂うことなく。
自分が信じるものを、はっきりと信じていると誓えるのは。
ある意味幸せである。
それが片想いであっても。

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透過速度

伝統と革新。
古いものと新しいもの、互いに溶け合い透き通るまで。
アジアの風に吹かれながら、私たちは歩く。
人類の進化の過程で、価値観の転移、利己主義から利他主義への転換がある。
地球の歴史のシフトの途中で生きている。
あなたと共に、泣いて、怒って、笑いあうのがいい。
今この瞬間に幸福を感じて。
大勢の中にいても孤独を感じる、自分の居場所が見つけられない。
自分はどこか人と違うんじゃないか、古いこの星のしきたりがなじめない。
そんなあなたはきっと守られているよ、多くの愛すべき存在に。
一心不乱に駆け抜けろ、闇と光の交錯する道の途中。
退屈な人生だなんて、この世は嘘だらけだなんて。
この世界にあなたが必要なんだ、人類はあなたと共に踊る。
血塗られた歴史なんて塗り替えてしまえ、世界平和の名のもとに。
間違いだらけの歴史なんて学ばなくてもいい、あなたが歴史を創れ。
新しい次元は未知なる風。
風はいつも未来を指し示している。
未来の予感に導かれて、感情は時間の海を泳ぐ。
向かい風が追い風に変化する日、夢にまで見た時代が訪れる。
この地球において、新しい価値観、観念がいったん確かな足場を得た時。
そのエネルギーは野火のように拡散する。
何のために自分が産まれてきたのか、産まれてきた意味を知る。
明日に夢を思い描いて眠った昨日。
いつの間にか傷つくことに慣れて、恐れて、馴れ合いにあきらめてしまう。
希望がなければ人は生きてゆけない。
正しいことと間違っていることの違いなんてどうでもいいから。
この美しい世界をみんなで守ってゆこう。
この波動次元が宇宙の愛で満たされるために。
人がいつか、争いを忘れる日のために・・・


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