愛と呼ぶものの正体は神様のようなもの。
普遍愛は、人類がこの世に誕生する前からこの世界を見守る。
愛に奪われたい、何もかもを奪い去って欲しい。
わだかまりや猜疑心、怒りも嘆きも悲しみも嫉妬も。
この世で営むことの全てを、洗い流すほどの愛で救ってほしい。
誰だって一度は感じる愛のすばらしさ、何一つ分け隔てなく。
この世の中に産まれて、傷つき悩みうろたえて、何が大切なのかを見つけてゆく。
いい加減さがもてはやされて、うわついた時代でも。
やっぱり社会の基準は誠実さだから。
クソ真面目な言動に人は感動して、涙を流すものだから。
自分が持つ言葉じゃすべての気持ちを伝えられない。
それが歯がゆくてもどかしくて、許せない。
大衆が自分が傍観者だと、勘違いしていた過去から。
誰もがピッチに立つプレイヤー。今を生きる冒険者。
その目に焼き付けなくても、自分の身体で体当たりする素晴らしさに目覚める。
それが人の変革なのだから。
今、酸素を吸って二酸化炭素を吐き出しているのはあなただと。
自分に苦しみを与える人間に感謝しなければならない。
自分を縛り付ける人間に感謝を。
憎むことで復讐をする虚しさ。復讐するのは嫌だ。
憎んで憎んで悔し涙を流した昨日は捨てればいい。
否定する事の馬鹿らしさと虚しさを知るのなら。
何もかもを肯定できるほどのおおらかさが欲しい。
地面に落としたたこ焼きの一つをあきらめるのではなく。
拾って洗って食べられるくらいのいい加減さが欲しい。
悪夢の過去がトラウマになっていつまでも忘れられない。
そんな過去は捨てられないのだから忘れればいい。
些細な事まで覚えているから博識に成れたのに、忘れろと言う。
昨日まで勉強したことがすべて無駄になっても。
覚えたことが全部ウソっぱちでも。
今この瞬間生きていられれば、他に何にも要らない。
個人が幸せを追求する世界、大衆はメディアに惑わされる。
真実を報道しない報道、ネットと対峙していつか衰退する。
ひとりひとりがみんな幸せなら、人類全体が幸せだろうか。
不公平も差別もなくなり、精神と物質の暴力も消え失せ。
誰も彼もが穏やかな顔で、ありがとうと言える世界。
きれいごとや理想論であっても、考えるだけで魂が震える。
思考する事実に制限はない。考えにブレーキはかからない。
美しい世界、みにくい人が美しい人へ変身出来るのなら。
他に何もいらない、化石燃料も電力も生命食料も有効な資源も。