感じる世界 詩 2021年07月14日 0 国家に養われる飼い犬の群れ。 はみ出してしまえば飢え死にするだけ。 感じるこころは、多くの傷を作る。 産まれてこなければよかったなんて思わないで。 産まれてきたいから産まれたんだよ。 誰だって、自分の人生に期待に胸を膨らませたんだ。 あなたが産まれたとき、世界は希望でいっぱいだった。 体験する意味。 すべての人生は無駄なんかじゃなく。 ひとつひとつが、大切な経験。 なにもかもが、あなたに勇気づけられるまで。 この問答は続く。 遠回りが、一番の近道だから。 道草をしよう。 鼻歌を歌いながら歩く、帰り道は。 家路を急ぐ人が、誰もが無言で通り過ぎる。 どこまでもまっすぐに、ひたむきに。 あきれるくらいバカ正直に、生きてゆけたら。 計算高く、打算的な人が。 カネを勘定してほくそ笑む。 そんな時代錯誤のアナクロ思考が。 通用しなくなる未来は、風の時代。 向かい風の厳しさと。 追い風の頼もしさに。 こころは今も踊っている。 風を読めないなら、風を巻き起こせばいい。 どれほどの人が、時代の夜明けを夢見ただろう。 大丈夫、勇気がすべてを変えてくれるさ。 メディアなんかの言うことを、うのみにしないで。 自分の考えをもって、流されないで。 あなたが起こす自家発電は。 このイカレポンチな世界を変えてゆく。 A子ちゃん帰還 [0回]PR
ツバサを忘れないで 詩 2021年07月13日 0 人の心には翼が生えている 肉体は飛べなくとも 心は大空を自由に飛ぶことが出来る それが 折れたツバサでも 汚れたツバサでも もぎ取られたツバサでも 誰もが自分だけのツバサを持っている がんじがらめの かつての人身売買奴隷たちは 心だけは自由だと 本気で信じていた 膝を抱え 燃え盛る炎を見つめて 熱い心を燃やしていた マズイと言う理由だけで ゴミ箱に捨てられるハンバーガーのように 大切なことまで捨てられてしまう時代で 大切なことは何か 君が見つけてゆく だから 翼を忘れないで [0回]
幸福の惑星 詩 2020年12月15日 0 誰もが罪を背負い産まれてくる星。 産まれる前に約束した。 二度と同じ過ちは繰り返さないと。 だから記憶を封印されて産まれてくる。 それは平等なペナルティ。 この困難な惑星で。 幸せになるべく産まれてくるすべての命は。 生存競争の中で忘れてしまう。 子守唄を聴いて眠った天使の夜を。 夢見る頃を過ぎて。 寂しさに泣き濡れた夜も。 悔しさだって生きる糧にして。 笑顔を振りまいて生きてゆこう。 世界が進むべき道を見失っている。 こんな時代だからこそ。 星の未来を照らす光になれ。 [0回]
素敵な 詩 2020年12月08日 0 あなたが産まれた日、世界は希望でいっぱいだった。 この子はどんな子に育ってくれるのだろう。 無理して体を壊さないかな、人に騙されて泣かないかな。 素敵なときめきに心を躍らせて、誰かを愛するのかな。 大切なものといくつも出会って。 人生を賭けて、それを守るのかな。 その時、あなたのそばには、誰がたたずんでいるのかな。 満開の花が咲くこの道で。 風に吹かれて歩いてゆくあなた。 いつかあなたと巡り合うとき、また自己紹介をしよう。 趣味は何ですか?好きなもの夢中になるものは何ですか? 悠久の時間の中で、夢は終わらないのかな。 あなたの隣で笑っているのは誰ですか? [0回]
悪口の誉め言葉 詩 2020年11月27日 0 お前なんて、幸せになっちまえ! や~い!お前のかあちゃん良い女! お前なんて良い人だから、すべての人間を幸せにしちまえ! 迫りくる困難に、見事に打ち勝っちまえ! 思いやりなんか発揮するんじゃね~ぞ! いろんな人を助けやがって~! くそ~!お前って素敵だな~! うんこたれ~! 幸せにならなかったら、ぶっ殺すぞ! お前なんか、この世で最高の祝福を受けちまえ! [0回]
かけがえのないもの 詩 2020年11月21日 0 どれだけの年月が流れるのだろう。 どれだけの涙が流れるのだろう。 この悲しみの星で、笑顔で思いっきり笑おう。 幾つもの苦しい夜を超えて、あなたはここへやってきた。 かけがえのないものを持っている、あなたは天使。 少しくらい汚れていたって、神様は許してくれる。 少しくらい悪いことしたって、笑って許してくれる。 かけがえのない世界にあなたは産まれてきた。 だから、あなたはかけがえのない存在。 思いやりと優しさに抱かれて、夢を見る。 流行りものがどうだとか、見た目がどうだとか、そんなことはど~だっていいから。 くだらないタテマエやうわっつらの言葉なんて、ど~だっていいから。 あなたの本質が知りたい。 包み隠さず、丸裸のあなたのこころを。 [0回]
優しさは振りかざせない 詩 2020年11月21日 0 優しさは武器にはならない。 優しさは商売道具にはならない。 謙虚で誠実でなければ、優しさはどこかへ行ってしまうから。 商売で使うのは親切、親切と優しさは違う。 与えるだけ与えて、何も見返りを求めない。 俺は優しいなんて言ったら、全て嘘になってしまう。 歯がゆいんだ。 だからこそ追い求める価値がある。 [0回]
昨日の自分を撃て 詩 2020年11月20日 0 あの亡霊は自分の影。 昨日の自分を撃て。 面白おかしくおどけて見せる。 あなたのやさしさが愛おしい。 今も熱く胸を焦がす、この情熱。 生きている事実に感激しろよ。 冷たいしらけた世界で、熱く夢を語れ。 世界を変える風に成れ。 先駆けになり、時代を変えろ。 弱音が昨日の自分を引きずる。 昨日の自分を撃ち抜け。 疾風怒濤の魂は、この胸を引き裂く。 苦労のない人生なら。 産まれてきても面白くなんかないだろう。 うまくいかない人生。 それが歯がゆくて、生きる醍醐味だから。 すべての現象は、乗り越えるために提示される。 さあ、この無限に近い障害を乗り越えなさい。 何も問題のない世界なら。 罪を背負う我らが産まれ来る理由はないのだろう。 [0回]