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統合失調症の口頭伝承

統合失調症の中二病。 イノセンスが好きです。 平和が好きで争いが嫌いなおっさん。 絵や小説や詩を書きます。

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ヒト共同体

未来の話・・・
国家や国境線の失くなった時代。
そこに生きる人は人間の呪縛から脱出を果たし。
人間から人へ成長出来ている。
人間という言葉は、人間がヒトに成るまでのアイダ。と記述ス。
人間は人でもないサルでもない何処までも中途半端な種と言う意味である。
類猿人が武器を持ち、狩りを成功させてから。
道具を便利な手段として人間がこの惑星で最強の種に君臨した。
殺して食う自然のルールから、人間は贅沢のために殺す事を覚えた。
過去から現在、そして未来へ。
ヒトとしての自覚と理想に目覚めることに成功した人間は。
人類と言う一つ種類の運命共同体としての自治区を構築する。
「地球自治区」「ヒト共同体」
ひとりひとりの人間は弱き者であるからこそ団結して生きてゆく。
夜の時代、その理論を権力者達は巧みに捻じ曲げて。
未知とする異文化人を敵だと教育し。異国人を憎めと教え込んだ。
「物質暴力・精神暴力」
全ての暴力の実行は、自制心の無い人間の弱さであると。
暴力無意識肯定論を権力者達に叩きつけてやらねばならない。
権力者は国家の繁栄と国民の幸福が相反するものだと言う矛盾を隠し続ける。国家のために少数の国民を殺し続け。安全な抵抗もしない国民を飼い殺す。
国家があるから指導者達は安泰をむさぼることが出来る。
自己の利益優先社会感情から、他者の幸福を喜び不幸を悲しむ。
利他的な愛情の社会。
真の意味で社会道徳が発揮される社会。
分けあい助けあって生きて行ける。強き者がやさしい世界。
それは決して机上の空論でなく本来在るべきだった世界。
実現可能な破られ続けた約束の世界。
世界が終わろうとする危機の時代に変化は訪れる。
コレは定説であり必然であり、約束された産みの苦しみである。
新しい生命が誕生する為の、苦痛と恐怖に毅然として正気を保たなければならない。全ての存在が生き残るべき唯一の未来の為に。
喜びも快楽も自分の為に有るように。
苦難も痛みもまた自分の為に有る。
この思想が危険思想であるのなら。
国家が優先される世界は、終わりゆく世界だと言える。

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夢の迷路

あなたが夢見ている。

美しい世界を守りたい。

誰もが微笑んで、ゆく道の花を見つめる。

優しさに胸が締め付けられる。

いつか、始まりと終わりの土地で。

いつまでも忘れないと誓った。

ひたむき過ぎる横顔に。

透き通るほどの眼差しに。

惨酷なこの世界を生きる勇気を知るよ。

少年の頃の夢を今でも見ている。

瞳は輝いているか。

血気盛んな奴らは、戦争をしたがる。

血の気の多い奴はみんな、献血車に送り込め。

人間はみな家族。

家族同士で憎み合う、その悲劇。

壊れるまで。

宝物の価値に気が付かない。

失って初めて、愛の偉大さに気が付く。

果てしない愛が大空を飛び交っている。

この世を喜びで覆い尽くすには。

大地は汚れすぎている。

激しい雨が大地を清める。

それでも現代人は雨を忌み嫌う。

緑の草原をはだしで踏みしめた記憶。

人は自然に帰らない。

科学と結婚したがるのは。

人類の永遠の片思いか。

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想いの代償

綺麗な心が大好きで、感極まって泣いている。
導いてあげるよ、約束の世界まで。
記憶の断片が確かなものなら。
あの日見た残像が幻想だったと知るだろう。
夢のありかを探して、一度だけの裏切りを許してほしい。
どうしようもない、仕方がなかったんだ。
言葉で飾り立てるには、時代はあまりに急ぎすぎていて。
どんな言葉で褒め讃えようか。
あなたが生きている今日のすばらしさを。
まだ見ぬ救世主の誕生を夢見て、大切な人生を無駄にしても。
祈りを捧げる毎日に、ささくれ立った夢のカケラを集めて。
悲しみがあなたを襲うのなら。
その悲しみを食べてしまおう。
きっとその排泄物は、綺麗な涙で出来ているから。
語り続けることを許してほしい。
命は、いつか終わってしまうものだから。
何もならないとしても。
いつか、悲しみも喜びも等しく。
この世界の中で輝く理由になるのなら。
誰もが等しく、この世に産まれてきたのなら。
人間は誰もが皆、大切な家族だって知るから。
肉親同士で憎み合うこの悲しい世界で。
激しい炎を燃やして生きるには。
その代償を背負いきれない。
言葉には救いがなくてはならないから。
せめて最後に愛を信じているとだけ伝えるよ。
愛にいつも生かされている。
愛に絶えず試されているから。

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輪廻の旅

幾つもの涙が染み込んだ大地。
そのたくましさに抱かれて、今夜も愛を語ろう。
永遠なんかないなんて言わないで。
永遠を夢見ていよう。
永遠という名のマボロシに騙されていたい。
人間の文明の中で、人間として生きている。
僅かな生のその間に。
何ができるだろう、何を残せるだろう。
子供を産んで死んで逝く世界。
独りで結婚もしないで。
寂しさを紛らわせるために。
デジタルに染まってゆく。
すべてが一色になる。
なにもかもが。
道化を演じるそのわけを。
誰も知ることのない秘密に。
傷つけ合い、慰め合う。
憎み合い、許し合う。
人は愚かだとしても、永遠に理解できないとしても。
希望はいつの世にも提示されているから。
今日も恥ずかしいセリフを吐きながら。
人の慰めを欲しがる。
栄光を夢見て、挫折を繰り返す。
誰もが愛を愛しているのに。
その事実を言えないでいる。
愛を本気で伝えるのは。
照れ臭い、馬鹿らしい。
愛がなきゃ生きてゆけないのに。
愛が寂しがっている。
背中にふっと感じるぬくもり。
振り向いたら消えてしまう。
かすかな愛の香り。
絶対を欲しがる、保証を欲しがる人々。
殺された後では文句を言えない。
残された人は愚かに争う。
パズルのように言葉を組み立てて。
答えを探して、問答は続く。
美しい心に触れて流す涙もまた、美しいものだから。
輪廻の風に吹かれて、旅の途中で出会う時。
その懐かしさに、嬉し泣きするのでしょう。

一杯やるネーチャン

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働き蜂コンプレックス

俺は損得勘定という観念が嫌いなんだ。
それが誰かの為になるんだったら、
自分が損してもいいと思ってる。
そりゃあ自分の財産がすべて奪われて、身ぐるみ剥がされるのは勘弁してほしいけど。
自分が儲けを勘定するなんて。
貧乏くじを引く裁量なら、誰にも負けない。
世の中の為になりたいと願った少年は、
挫折が趣味だった。
地位も名誉もカネも何もない男ができることと言えば。
自己犠牲だった。
愛がすべてだと信じて疑わなかった少年は、
大人になって利他主義と出会った。
人生を懸けてもいいと思えるほどの価値観。
世間の人たちが聴いている歌にも、この利他主義が歌われているが、
誰もそのことを口にしない気にもしていない。
この地球文明は、利己主義だから行き詰っている。
他者に愛情を与えることを無駄なことだと思っている。
いいや。
無駄なんかじゃないさ。
愛は偉大だ。
普遍愛は、人類が誕生するずっと前から、この星を見守ってきた。
人の奥さんをみんなで愛するんじゃなくて、
道徳が進化した姿を想像してごらん。
野蛮な男社会じゃ成し得ない、女神たちの時代の到来。
男は子供を作るためのただの種馬。
外へ出て働いて、戦争して死んで逝くだけのけだもの。
働き蜂コンプレックスが女を泣かす。
悲しい世界に一滴の活性剤が欲しい。
その一撃はこの世に光をもたらす。
涙に明け暮れた魂に、
汚れを知らない魂に、
憎しみの業火に焼かれる魂に、
退屈な日常にうんざりする魂に、
救世主の誕生を待ちわびて、報われない人生を過ごした魂に、
虹の橋を渡る日が来るよ。
新しい時代の一歩を踏みしめる。
行き場所を見失った世界が、
夢にまで見た夜明けを迎える。
希望を持つのも自由だし、あきらめるのも自由。
だったら殆ど無い勝率に懸けるよ。
希望、それは誰の胸にも息づいている。
憧れてやまない。
新世紀の鼓動。
今も胸を焦がすこの情熱は、誰にも負けない。
この物質世界で、
心を教えることの意味。
誰もが生存する明日の為に・・・


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永遠を信じる。

僕は永遠を信じる。
あなたは信じるか?
殆どの現代人は、永遠を信じていない。
一瞬の刹那の世界に生きる私たちにとって、永遠は現実味がないもの。
それでも信じていたいよ。それは祈り。
誰かに言われたわけでもなくて、自分の魂が命じているんだ。
それは宗教的なもの?
宗教に入信なんかしなくたって、無宗教だって神様は信じられるさ。
地球人がこの先どこへ向かうのか。
滅びと栄光の二択だとしてもだ。
雨風をしのぐトタン屋根だけの家で暮らす人にも。
放浪の旅を続けるノマドにも。
誰の眼の前にもお日様は現れる。
平等に夕日は沈み、お月様が見守ってくださる。
人間は不平等かもしれないが。
この惑星に住む住民にとって、精神は平等。
みんな素晴らしい自分だけの個性を持っていて。
私たちを楽しませてくれる。
学問なんてできなくたって。
生きてゆくこと自体が勉強だよ。
学校の先生に順番をつけられて、レッテルを貼られて。
ガチガチの石頭にされても。
心は自由なんだぜ。
つまんない大人にはならなかったよ。
困難や障害が襲ってくれば。
誰だって強くなれるよ。
命の花を咲かそう。
この生き地獄の世界で。


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惑星に産まれてきた。

世界が行く先を見失っている。
惑星の未来を指し示す道標。
この惑星に産まれてきた。
そして死ぬだろう。
生きていられるわずかな間に、何ができるだろう。
何も残せないとしても。
忘れられてゆくのだとしても。
生きるという幸せの中で。
お互いの幸福を尊重できるのなら。

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